シンクロニシティ(非オカルト)

共時性の宇宙観


・<時間の科学:共時性秩序>時間の放射状母体を説明する高度な内容を含んだ、四次元の時間を証明する箱入りのボード・ゲームです。マヤの暦を時間という観点から再構築したこの教材は、SF的な物語の中で、西暦2013年の時間船地球の出航を目指して日々を舵取りしながら、四次元の時間の仕組みを学びます。書籍「アルクトゥルス・プローブ」のファンタジックな世界がその背景の物語となっています。

・お間い合わせ先:PAN Japan Librar


シンクロニシティとは、所謂「共時性」です。どちらが広く使われているか、注意深く観察したことはありませんが 意味としては、ある関係において重要な「偶然の一致」が起きる。例えば、8:50発の飛行機に乗らねばならないとする。急いで家を出る間際 電話が鳴る。取ってみると間違い電話で 腹を立てながらバス停に向かうと発車したあとだった。空港まで タクシーを飛ばすが 突然の渋滞に巻き込まれ飛行機に乗り遅れた。空港のロビーで時間をつぶしていると一時間後 乗ろうとしていた飛行機が墜落事故を起こしたとのニュースをみる。偶然の一致の連鎖とも云える様なこの話ですがこれらを超常現象の一種と考えるのは早計ではないかと考えます。かといって説明がつくわけでもありませんが この事例の場合 自分の意に反し尽く行動に制限が加えられ結果命拾いをしています。


人間の器官には進化の過程で不必要とされ退化する部分も発見されています。更には環境における進化退化もそれぞれ微妙に異なって現れています。例えばですが、指の太さ、これはどうでしょう?鋤をもったり鍬を持ち指先に力が必要だった時代の人が 現代の携帯電話のプッシュボタンを押すと仮定した場合 隣のボタンも同時に押してしまうほど、大きな指先であったはずです。指先は脆弱になりある種 退化ともいえますがこれは進化でもあるわけで これが環境による進化(変異)です。


ところで近い未来 人間が機械に頼らぬ受送信を可能とする日がくると考えた場合はどうでしょう?この情報社会で進化が必要に応じて行われるのであれば近未来とんでもない天変地異が起こるのかも知れません。怖いですね。そうではない場合 突然変異、或いは 上書きに失敗した下層の古いDNA情報が何らかの原因により表面に現れてくる。こちらの可能性が高いと思われます。殆どの方々が多かれ少なかれこのような体験をお持ちだとすれば現代人が体験する、これら現象は 寧ろ進化に対し頑固なまでに留まり続けている原始の人間の持っていた力。ある種の感覚ではないかと私は思っています。先の 運良く飛行機事故に遭遇しなかった方の場合の説明として、主に この偶然は外部からの間接的阻止であり 本人は事故が起きるその時まで 自分はツイていないと思っているのです。本人のこの力の退化は明白ですがこの方に関わる第三者が危険を予感しそれに対する不安や思いが この偶然を作り上げた。愛ですか?それとも生きなければいけない使命という運命からでしょうか?しかしこれらの事例の多くをみると 伝える手段が何らかの原因で断たれている場合に起こる現象であると感じます。また結果から辿っていくと偶然の一致が見せる目的が何であったのか理解できる場合もあります。

1 心の内容と外で起こる出来事の間の一致。

  • 事例:赤い丸いボールを見て林檎が食べたいと思う。その直後、親戚から林檎の箱詰めが送られてきた。

2 夢やヴィジョンが遠くで起こっている出来事と一致する。

  • 事例:夢で田舎の祖母が、床につき眠っているシーンを見た。朝目覚めて間も無く電話が入り祖母が倒れたとの知らせを受ける。

3 人があることについてイメージ(夢、ヴィジョン、前兆など)を持ち それが将来実際に起こる。

  • 事例; 「2」と差ほど変わらないのですが 前兆と云う意味では、先の未来に起こる出来事を予知する、未だ起こっていないことに対するヴィジョンが描き出される。それは錯覚と思しき「体感」と云う方法で現れる場合があります。体感する器官が聴覚であったり視覚であったり或いは嗅覚であったりすることもあり、様々です。ある穏やかな朝、突然、女性の悲鳴が耳を劈く。辺りを見回しても 穏やかな朝はなんら変わらず。その晩、近所でナイフを持った変質者が女性を襲ったとあくる日聞かされる。