杉山千畝のリスト6000人の命のビザ

第二次大戦中、日本から遠く離れた戦乱の地で、
国家や政府の枠を超え、自らの立場や危険をかえりみず
6000人の命を救う道を選んだ一人の外交官がいました。
ここに紹介する杉原千畝の世界は、人として
「当たり前のこと」をした人物の愛と勇気の物語です。

ナチス・ドイツに迫害されていたポーランドユダヤ人は、スイスと同じように中立国と思われていたリトアニアに移住してたが、1940年7月15日親ソ政権が樹立され、ソ連リトアニアを併合することが確実となった。リトアニアソ連邦下になれば、ユダヤ人たちは国外に出る自由は奪われてしまう。ヒトラーの戦略から、いずれは独ソの戦いが始まることも視野にいれると、ソ連に併合される前にリトアニアを脱出しなければ、逃亡の経路は断たれてしまうとユダヤ人たちは予感していた。もはや一刻を争う状態だった。

シンドラーのリストを観て感動したけれど
杉山さんを同じ日本人として誇りに思いました。