ヒッピーもヒトラーも魅了されたチベットに

一体何が隠されてたんだろう?
私がまだ小さかった頃、伸ばし放題の髪とジャラジャラの
アクセサリーを身につけた不健康なお兄さんたちを街中で見かけた。
私の友達のヒッピーな年の離れたお兄さんは ある日突然インドに旅立ち
ずいぶんと長いあいだ顔を見なかった。帰って来たと思ったら 
今度は、部屋に閉じこもり 外国の音楽を大音量で流す。


1965年2月 アメリカは北ベトナムに大規模な爆撃を加えた。
小学校の先生はべトナム反戦運動に加わり逮捕され二度と学校には
戻らなかった。あの頃の微かな記憶を辿ると毎日TVから流れるニュースは
何処かの町で起こっているデモ隊と機動隊のもみくちゃになった姿だった。


ある日友達のお兄さんの部屋を覗き見してみた。
お兄さんは 座禅を組み白目を剥いていた・・・・。
反戦運動 ヒッピー インド思想 タバコの煙 
それから それから ピースマークと一筆書きの星マーク
ヒトラーを魅了したチベット、二十年のちに世界の若者を
ひきつけたインドには 何があるのだろうか?

自信はないけどまずは手元に資料の在る
「地底の楽園シャンバラー」から書いていこうかな。